新型コロナ 猫から猫へ感染
東京大医科学研究所の河岡義裕教授らのグループは、新型コロナの患者から得られたウイルスにさらされたネコ3匹を観察。
鼻から毎日検体をとって、培養細胞に感染するウイルスがあるか調べた。すると、3日以内には3匹すべてでウイルスを検出。
また、ウイルスにさらされた翌日から別のネコとケージ内で同居させると、同居するネコの計3匹も3~6日目には鼻からウイルスが見つかった。 (朝日新聞)
厚生労働省では、新型コロナウイルスがペットから人に感染した事例はこれまでのところ報告されていない、としています。
日本獣医師会でも、感染した人と濃厚接触のあった愛玩動物が感染する可能性は否定できないようです。
人から猫、猫から猫への感染の可能性が考えられ、猫は外に放さず室内で飼育することを推奨しています。
陽性の飼い主と接触のあった動物に症状が認められた場合は、事前にかかりつけの獣医師と電話相談のうえ、獣医師の指示に従い動物病院で診察を受けることを求めています。